魔物
最近、ママ友の御厨さんに無性に会いたい。
と、言うより、
いや、今は語るのを止めておきます。
マリアの白く小さな手を握ると、
とんでもない罪悪感に襲われる。
無垢であるということ、それは、なんと尊く神聖なものなのであろう。
外出
今日はマリアを連れて、初めて外出しました。
一ヶ月検診です。
見えてるのか見えていないのか、マリアは円らな瞳で空をジッと捉えていて、ふぅふぅと興奮するかのように荒い息づかいで、その姿がすごく印象に残りました。
マリアの少し青い瞳に、真っ青な空はどう映っていたんだろう。
感謝
今日はマリアを妻に見てもらい、御厨さんと珈琲を飲みに行きました。
実はまだ御厨さんのお子様にはお会いできたことがないのですが、
御厨さんもお子様を親御さんに見てもらっているとのことで、今日も会えませんでした。
二人でゆっくりお茶できたのは良いのですが、少し残念。
お互い子供の写真を見せあったり、子育て話に花を咲かせました。
毎日がとても充実しているなあ。
友との出会いに、感謝。
妻との出会いに、感謝。
マリアとの出会いに、感謝。
御厨
人生で初めてママ友が出来ました。
(私はパパなので、正確にはママ友と言わないかもしれませんが。笑)
比較的近所に住んでいるらしい、同じ0歳児のお子さんがいる、御厨(みくりや)さん。
最寄のスーパーで知り合ったのですが、なんだかとても話しやすくて、すぐ意気投合しました。
マリアのルックスをとてもよく褒めてくださいます。マリアはハーフではないんだけどなあ(笑)
LINEも交換しちゃいましたー!
青い
マリアがうちに来てから一日が経ちました。
終始落ち着いていて、夜泣きもあまりなく、ミルクもよく飲みます。
思ったほどてんやわんやしていません。順調です。
妻が戻ってきてくれた嬉しさもあり、寂しさや不安といった感情も薄れてきました。
ただ、ひとつだけ気になっていることがあります。
やっぱり、マリアの瞳が青い。
まさか、何かの眼の病気???
実は
実は、私はある免疫不全の病に罹っていて、余命を宣告されています。
マリアが文字を読めるようになるころには、私は生きていないかもしれません。
マリアとの日々を、一日一日大切に過ごせるように、
そしてこの日記に綴った日々をマリアに遺せるように、
私はこのブログを書いています。
退院
明日、子供と妻が退院して帰ってきます。
帰ってくるといっても、子供はこの家にはじめまして、なわけですが。
子供の名前は、特定を避けるためにこのブログでは伏せておこうと思う。
わけあって、ここでは子供の名前を仮に「マリア」と呼ぶことにします。
マリアは、この家にきて、いったいどんな顔をするんだろう。
とても楽しみだ。